先輩インタビュー 製造
ライン作業ではなく、
自ら考え、工夫できるからこそ面白い。
井村勇志
2015年入社
コア加工事業部・製造グループ・製造チーム
文系の元・営業職がモノづくりに挑戦。
私は、通信業界の営業職から転職しました。結婚して子どもが生まれたものの、休みが少なく、土日休みではなかったことが転職した理由です。プリント基板には、家電製品の中に入っている緑色の板というくらいの印象しかありませんでしたね。私の仕事は、製造工程における機械オペレーションです。具体的には積層前処理から積層プレス、穴あけ工程まで。板の表面処理をするマシン、何枚もの板を重ねてプレスするマシン、製品ごとの仕様にもとづいて穴を空けるマシンなどを管理しています。入社前までは、工場勤務といえばライン作業で誰がやっても同じというイメージでしたが、愛工機器はまったく違います。どのマシンがどういう状態なのか、どれくらい時間がかかるのか、前工程や後工程にどうスムーズに受け渡すかなどを並行して考えながら、より効率的なオペレーションを模索しています。

年間72時間のムダを、年間3分にまで削減。
私は、入社2年目でQCサークル活動のリーダーになり、一つのテーマについて1年かけて検討・改善しました。具体的には、生産工程で製品が2枚重なってしまい、ハーフエッチングというマシンが緊急停止するというもの。緊急停止すると再起動や調整などに時間がかかり、それが積もり積もって月間6時間、年間にして72時間ものムダを生んでいました。しかし、いつ緊急停止するのか、なぜその不具合が起こるのかという根本原因が分からないため、改善できないだけではなく、現場では緊急停止が常態化していたんです。そこで私は、他のメンバーと協力しながら、マシン内部の部品の一部が機能していないことを突き止めました。マシンの仕様上、重ならないようにするのが困難だったため、重なった場合にそれを剥がすための動きを増やし、緊急停止によるムダを年間3分にまで減らすことに成功。当初は、この改善に懐疑的だった現場技術者も、「緊急停止がないから仕事が楽なった!」と大喜びでした。QCサークル活動の全社発表では、営業時代の経験を活かして活動内容を企画書にまとめ上げ、社長をはじめ経営陣の前でプレゼンし、大きなやりがいを感じましたね。

募集要項
雇用形態 |
正社員 |
---|---|
職種名 |
製造 |
仕事内容 |
製造工程における機械オペレーションを担当していただきます。
|
応募資格 |
特になし ※未経験者歓迎 |
勤務地 |
※どちらかの工場での勤務となります |
勤務時間 |
8:30~17:30と |
給与 |
30万円程度(30歳月給例) |
諸手当 |
通勤手当、夜勤手当(夜勤実施時支給)、家族手当、 |
休日休暇 |
週休2日制(土・日) |
待遇・福利厚生 |
昇給年1回 、賞与年2回 、社会保険完備、賃貸住宅家賃補助(一定要件あり)、退職金制度、財形貯蓄制度 |